＜hakuの感想＞
まず最初に・・・・
ＣＧ枚数　　　８２枚
シーン回想数　４５＋α
ディスクレス起動可
ホイール対応
攻略できるヒロイン　アンジェリカ　クリスティーナ　フローラ　セラフィーナ

＋αについて・・・・・このゲームは、特殊なイベントの回想シーンに加え、ヒロイン達を調教するモードがあります。レベルごとに分かれた調教モードを、おまけモードでいつでもプレイすることができるのです。

自分の状態・・・こんな短い間隔でレビューを書く気になるとは、な自分です。

ストーリー・・・・ダークヒーローの復讐劇場。
だと、思っていました。しかし実際、主人公は、まったく悪になりきれていない人ですね。ルートによって多少違いますが。　でもまぁ、フローラがあまりにも健気というか境遇が憐れなので、適度に優しい主人公で良かったのかもしれません。ネタバレ反転＜ハーレムルートで、フローラが正妃と聞いて、「こいつ、空気読めてる！」と思いました。＞　というわけでエンディングのほとんど半数で、復讐を止める男の復讐が始まります。

キャラクター・・・・可愛いクリスとか名言が多すぎる。
エルネスト
本編の主人公。顔（というか目）は出てこないタイプの主人公ですが、間違いなくイケメンです。ヒロイン達は、種族の壁を超えて、初対面から無意識に好意を持っています。魔法などの能力が、高いこともあいまって、最初から楽勝ムードが漂っています。

アンジェリカ
題名にもあるとおり、このゲームのメインヒロインです。ＣＧの数などは優遇されているのですが、エンディング等を見ると、もっとも不遇に思うのは何故なのでしょう？　彼女は、主人公達親世代とは、本来無関係なので、ますます憐れです。性格はツンデレというか、ツン壊です（語感から、なんとなく言いたいことを読み取って下さい）。騎士っぽいところは、特にありませんでした。

☆クリスティーナ☆
一見すると被害者のようですが、実は一国の王に見初められた上に、その王に相手にされなくなると、今度は初恋の相手（主人公）が、目の前に再登場してくれるラッキーエルフです。主人公は、彼女を辱めますが、どう見ても本心から嫌がっているようには見えませんし、殴る蹴るの暴行を加えられるわけでもありません。最後の方になると、娘やフローラに嫉妬すら抱ける余裕があります。ちなみに自分はクリスが特に好きですが、あのツインテールだけは止めた方がいいと思いました。あれを見て、昔を思い出しながらしんみりするエルって・・・・・・・。

フローラ
主人公の妻として厄介払いされた盲目の少女です。健気です。主人公も彼女には、最初から優しいです。アンジェリカやクリスとの交流シーンとは、温度差ありまくりです。　ロリキャラなのですが、それはこのゲームの中だけの話で、他のゲームを基準にすると、十分標準以上に女らしい身体をしていると思います。ところで疑問なのですが、彼女の子どもって絶対盲目になるはずなんじゃ・・・・・・。

セラフィーナ
ダークエルフの戦士です。トラウマ持ちの変態ツンデレで、中々の良キャラだと思いましたが、出番、ＣＧ等あらゆる面で不遇です。個人的には、戦乙女ヴァルキリーのフェンリルとは甲乙つけがたいキャラですね。　

その他の人物
いる意味が微妙に不明な陰険エルフ野郎や存在感皆無な王様やエロイベントのためだけに存在する様々な職業の女性がいらっしゃいます。個人的には、予言者が印象に残っています。


システム・・・・回想選択に戻るコマンドあり。
すべての抜きゲーにあってほしい機能です。


☆グラフィック☆・・・・初めて見る原画さんだけどエロイなぁ。
自分がこのゲームを購入した最大の要因です。塗りもとても綺麗だと思います。抜きゲーって完成度の高い絵より、ちょっと荒れている方が好みです。でも塗りは丁寧に。


総評・・・・良いお味でした。
７４点
キャラ同士の絡みが少ないこと。作業になりがちなこと。欠点はイロイロ思いつきますが、−より＋の要素が大きかったので、自分は満足です。

07/04/01

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