＜hakuの感想＞
まず最初に・・・・これが初レビューです。
　僕は、マブラヴとマブラヴ　オルタネイティヴを連続してプレイしました。つまり発売を待った時間がありません。さらにこの時期わりと暇でした。そこから導き出される結論は、要は様々な事に寛容になれるということです。それを踏まえて以下の感想をご覧ください。あとネタバレあります。


ストーリー・・・・全ルートとおして３０時間くらい？
　さてマブラヴです。まずは主人公と仲間たちとの交流を描いた学園編、いわゆるＥＸ編です。話の流れはまさに王道で、古式ゆかしい三角関係（以上か？）が始まります。登場する人物も幼なじみ、超お嬢様、委員長、マスコット、クールな一匹狼、親友、良い大人、ワルい大人と基本を押さえます。このヒロイン勢（全員がヒロインじゃないよ）の中から一人を選び、恋愛をし、問題を乗り越え、エンディングを迎えます。ただしメインヒロインの純夏と冥夜だけは少し違います。他のシナリオでは、サブヒロイン達はそれぞれが問題を抱えています。そしてそれを乗り越える手伝いを主人公（白銀武）が行います。しかしメイン二人のシナリオでは、主人公が何かするよりも先に、彼女達は覚悟を完了します。あとは主人公が覚悟をしなければならないのです。覚悟とは選択です。これは選択を迫られた男の物語なのです。
　
　続いて見知ってはいますが、あきらかに違う世界に飛ばされた白銀武の成長を描いたＵＬ編です。（メイン両方を攻略すれば選択できます。）主人公白銀武は軍隊というこれまでとは、180度違う生活を体験します。そこで彼を混乱させたのは、常識やある人物のある部分が以前と異なるのに、周囲の環境（土地、人）がほとんど共通していたことです。前半は、自分の知る日常に帰りたいという想いを胸に、 新たな日常に適応する精神的、実際的な技術を修得することがテーマでした。そしてＵＬ編で新たに登場するヒロイン の説明兼交流をまじえつつ、以前の世界にもいたヒロイン（純夏除いて）＋１人を攻略にかかります。以前の世界にもいたヒロイン（純夏除いて）＋１人しか攻略できません。念のため。ちっ。さて後半は、この世界に呼ばれた意味を考え始めます。だんだん彼は無意識にこの世界に染まっています。そして彼は最終的に愛する人を見つけ、最期まで戦うことを決意します。洗脳完了。エンディングには、誰のルートでも共通して彼の独白があります。そこで彼は、自分がもっと良い未来を導けたのでは、と考えます。これは選択を誤った男の物語です。


キャラクター・・・・強気な娘がおおいなぁ。なんかツンデレとは違うが。
　白銀武　
ＥＸ　ごく普通の少年です。幼なじみのいる羨ましい主人公です。学園の中で特別なことをしているようには見えないが、自分のポジションは確立している様です。

ＵＬ　ごく普通の少年です。最初すべてが手探りの状態から徐々に成長していくいい主人公です。ヘタレですが。

　鑑純夏
メインヒロインその一です。マブラヴはある意味彼女を中心に据えた物語です。
ＥＸ　白銀武とは幼なじみです。やきもちシーンが多く、それが微笑ましかったです。うん、この頃は良かった。

ＵＬ　いない、ということになってます。

　御剣冥夜
メインヒロインその二です。出番という点では純夏よりかなり優遇されていると言えます。
ＥＸ　世界に羽ばたく御剣財閥次期当主様です。その金持ちっぷりと世間知らずで学園生活を彩ってくれます。純夏が核なら冥夜はトリガーといった役所です。

ＵＬ　主人公と同じ訓練小隊に所属しています。最初彼女の方が、委員長より隊長っぽいと思いました。と思ったら隊を分ける時は、片方の隊長格に納まりました。

　榊千鶴
通称委員長。女性陣はあまりそう呼んでない気もする。
ＥＸ　真面目な優等生です。眼鏡を外して、髪を解いた姿が真の姿です。いえ、さらに魅力的になれます。まだ後変身を二回残しています。

ＵＬ　委員長から分隊長になります。真面目さに磨きが加わり、ＥＸよりさらに気持ちに余裕がありません。

　珠瀬壬姫
後輩的キャラです。なぜ的かというと、学年は主人公と同じだからです。
ＥＸ　ごめんなさい。正直とばしました。

ＵＬ　ごめ（ｒｙ

　彩峰慧
委員長とはすごく仲が悪い、不良学生キャラ。もちろん実は、委員長よりしっかりしてます。
ＥＸ　えーシナリオで、元カレが登場します。もちろん性交渉の経験はありません。

ＵＬ　主人公と同じ訓練小隊に所属しています。こっちでも委員長と衝突しています。

　鎧衣尊人/美琴
なぜか唯一性別が変わる、中性的な外見の人物です。
ＥＸ　男性？で主人公の親友です。

ＵＬ　女性になります。主人公と同じ訓練小隊に所属しています。攻略もできます。

　神宮司まりも
主人公のクラスの担任です。明らかにサブキャラですが、彼女のエンディングも一応存在します。
ＥＸ　狂犬

ＵＬ　主人公の訓練小隊の教官として登場します。

　香月夕呼
天才的頭脳の持ち主。実は二人きりで話すのは、この人が一番多い気がします。ヒロインでもないのに。
ＥＸ　トラブルメイカーで、教師として登場します。学会からはガン無視されてる模様。

ＵＬ　ＵＬの狂言回しです。天才科学者であり、基地副指令でもあります。

　☆社霞☆
ＵＬ編で新たに登場するヒロイン。無口ですが、意外に仕草に気持ちがこもっている様な気がします。攻略したかった。
ＥＸ　いない

ＵＬ　かなり重要な役割を担ってるんだろう、と思わせる位置にいます。しかし霞については、ＵＬ編ではほとんど何一つ判明しません。

　月詠真那
一体どんな人生を歩んできたのか気になる、冥夜の侍従長です。
ＥＸ　冥夜によく仕え、雑務をこなしつつ、世間知らずな彼女に常識を教えるのが楽しいようです。

ＵＬ　中尉として、登場します。最大の変化は、冥夜に直接仕える立場ではなくなったことでしょうか。

　涼宮茜
君が望む永遠のヒロインです。マブラヴではまさに脇役。
ＥＸ　委員長とライバル兼親友です。

ＵＬ　名前は出ますが登場しません。

　 その他
運転手とか三馬鹿とか千鶴母とか教師とか衛兵とかバスケ部ＰＧとかいろいろいます。


システム・・・・２００３年でこれならかなり優秀だと思う。
細かく画面サイズを設定できる点やよく動く点など好感度が高かったです。


グラフィック・・・・霞の立ち絵イイ！！
萌えるシーンや燃えるシーン、両方に対応できる良い絵だと思います。

総評・・・・待った人は、ジリジリ焦げ付きそうになったろうなぁ。
８１点　　普通に２００３年を代表した作品だと思います。というかほぼ全肯定してるな僕。まぁ序文のとおりの状態ですから。最初のレビューでもあることですし・・・・・。ではまた。

07/03/10

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